J:COMとPlume、クラウドベースAIを活用した先進的なWi-Fi 7ソリューションを発表

日本最大のケーブルテレビ統括運営会社が、顧客とスマートホームの増大するニーズに応えるため、初のAI対応Wi-Fi 7サービスを開始

カリフォルニア州パロアルト、[2025年12月17日] – J:COMとPlumeは本日、PlumeのAI対応プラットフォームを活用した、日本の住宅向けに提供されるJ:COM初のWi-Fi 7サービスの導入を発表しました。今回のサービス開始により、J:COMの高性能Wi-Fi 7ゲートウェイとPlumeのクラウドベースのインテリジェンスによる最適化が融合し、日本の家庭においてより高速かつ安定した接続と、次世代スマートデバイスへの対応を可能にする体験が提供されます。

J:COMは、日本最大のケーブルテレビ統括運営会社で、全国約570万の加入者にサービスを提供しています。家庭での接続機器が増え、多くの世帯が密集した集合住宅に住む中、WiFiは複雑化する現実の環境に対応する必要があります。Wi-Fi 7は速度を最大化するように設計されており、PlumeのAIプラットフォームは、5億台の接続デバイスで学習したインテリジェンスを使用して、レジリエンス(耐障害性)や信頼性、通信カバー範囲といった通信基盤を強化します。この組み合わせにより、J:COMは国内で最も優れた家庭向けWiFi体験を提供できます。「Plumeと共に、現在および将来のお客様のニーズにより的確に応えるために、私たちは重要な一歩を踏み出しています」と、J:COM代表取締役社長の岩木陽一氏は述べています。「J:COMは数年にわたりPlumeを戦略的パートナーとして信頼し、今後も引き続きサービス向上のために同社の技術を採用していきます。Wi-Fi 7は新たな高速通信の可能性を開き、Plumeのプラットフォームのインテリジェンスと組み合わせることで、より安定性と信頼性が高く、お客様がすべてのデバイスで簡単に利用できるサービスを実現できます。J:COMは、日々の暮らしをより豊かにするテクノロジーの提供を今後も継続していきます。今回新たに提供するJ:COM NETサービスは、品質・信頼性・顧客サポートをお約束する弊社の継続的な取り組みを反映するものです」

「先進的なWi-Fi 7サービスを日本の家庭に届けるJ:COMの取り組みを支援できることを光栄に思います」と、Plumeの社長兼CEOのDan Herscoviciは述べています。「Wi-Fi 7とPlumeのインテリジェンスを組み合わせることで、J:COMは標準的なルーターでは到底実現できない体験を提供しています。お客様は、日々の暮らしの中でインターネット接続がご家庭には欠かせないことを十分考慮した、よりスマートで適応性の高い宅内インターネット体験を享受できます。J:COMは顧客ニーズに応えるサービスの提供において優れたリーダーシップを発揮しており、今後も市場を牽引する同社と協力できることを誇りに思います」

J:COMのWi-Fi 7がAIによって強化される仕組み

Wi-Fi 7によって、より広帯域なチャネル、高度な変調方式、マルチリンクオペレーション (MLO) が提供されます。これらの特長はピーク速度を向させますが、一方で、家庭には異なる世代のWi-Fi機器が混在し、干渉や利用パターンも変化しています。

J:COMのWi-Fi 7サービスは、PlumeのAIプラットフォームを活用することで、Wi-Fi 7単体では解決できない課題に適応し、すべての機器に最適な接続を提供します。

この統合的なアプローチにより、以下のメリットが得られます。
● 家庭内のリアルタイムな通信状況に基づく、AIを活用した調整
● Wi-Fi 7のすべての機能を利用できないWi-Fi 5やWi-Fi 6機器でも、より良い通信品質を実現
● 日本の密集した集合住宅環境でも、より安定した接続を提供
● ストリーミング、オンラインゲーム、ビデオ通話がより快適に
● デバイスを保護し、オンラインの脅威を防御する家庭内サイバーセキュリティを強化
● J:COMのサポートチームに、より高度な可視化機能とサポートツールを提供

これにより、J:COMのお客様はピーク時の高速通信だけでなく、日常的な利用でもWi-Fi 7の性能を享受でき、さらに顧客対応やサポート体験も向上します。

J:COMのお客様に提供されるPlume対応Wi-Fi 7

Plumeのプラットフォームは、デバイスを最適なアクセスポイントや周波数帯に振り分け、メッシュネットワークを管理し、干渉を低減し、アプリケーションに応じたパフォーマンスをサポートします。これらの機能により、より広範な通信範囲、より安定した速度、そして高い信頼性が宅内の隅から隅まで提供されます。

J:COMのお客様は、J:COMブランドのPlume Homeアプリを通じてサービスを管理できます。このアプリは、WiFiやセキュリティ、ペアレンタルコントロール、接続機器の高度な管理機能を提供します。

Plumeに関する詳細情報は、plume.comでご確認いただけます。
J:COMに関する詳細情報は、J:COMの公式ウェブサイトでご確認いただけます。

JCOM株式会社について

1995年に設立されたJCOM株式会社 (J:COM) は、日本最大のケーブルテレビおよび番組供給事業統括運営会社です。ケーブルテレビ統括運営においては、J:COMは、ケーブルテレビ、高速インターネット、電話、モバイル、電力サービス、IoT機器関連サービスを、11の連結子会社を通じ、札幌、仙台、関東、関西、九州・山口の各地域で約577万世帯に提供しています。J:COMのサービス提供可能世帯数 (「ホームパス」) は、フランチャイズ地域で2,255万世帯に達します。番組供給事業統括運営においては、J:COMは、CATVや衛星、通信事業者向けに提供する14の専門チャンネルに対して投資・運営を行っています。

Plumeについて

Plumeは、2016年にインターネットサービスプロバイダー (ISP) 向けの初のマネージドWiFiプラットフォームを開発し、現在もクラウドマネージド型のWiFi、セキュリティ、エクスペリエンスにおける最高水準のソリューションで業界をリードし続けています。Plumeのプラットフォームに接続されたデバイスはほぼ5億台に達しており、Plumeは、世界中の400以上のISPの信頼できるテクノロジーパートナーとして、加入者へより良いWiFi体験とサービスの提供を支援するとともに、ISP自身の運用とサポートシステムの効率化を実現しています。Plumeは、主要なシリコン、CPE、プラットフォームSDKに事前統合され、サポートされるオープンソースフレームワークOpenSync®を活用し、RDK-BやprplWaveなどの業界標準もサポートしています。このアプローチにより、Plumeはターンキー型およびモジュラー型のソリューションを提供し、ISPに最高レベルの柔軟性をもたらすとともに、より簡単で迅速な導入を可能にしています。Plumeは、競争力を維持し、加入者や市場の変化するニーズに対応できるよう、インテリジェンスとイノベーションの優位性をISPに提供しています。PlumeによるISP支援の詳細については、 https://www.plume.com をご覧ください。